02_MUSIC AND STAGE

[stage]七月大歌舞伎・観劇記(その2)

 


 
 
さて、歌舞伎観劇記(その2)です。
 
その1 
 
 
 
   

最初の演目は「吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)」。 
 
上の写真では、右側です。
 
曽我兄弟の仇討を題材にした「曽我物」は、
 
歌舞伎の人気シリーズなんだそうですが、これもその1つ。
  
 
曽我兄弟ってダレ?状態ののびゆらは、 
 
舞台の台詞とイヤホンガイドの解説を必死で聴くしかない(苦笑)。
  

「第一場 鶴ヶ岡石段の場」では、神奈川県民にはおなじみ、 

鎌倉の若宮大路、鶴岡八幡宮が登場。
 
 
近江小藤太成家、八幡三郎行氏というふたりの侍が戦いますが、
 
動きやすいよう、袴の裾をからげた「高股立ち」の姿です。
     

これが、まるでショートパンツを履いている、というか、 

袴を巻き込んでいるのでちょっとふくらんでいて、
 
ブルマを履いているようにも見える。
 
 
ふだん時代劇もあまり観ないのびゆらなので、
 
珍しい姿に目を奪われてしまいました。 
 

そして、ふたりとも膝のやや下、三里のあたりに、
 
布を当てているのですが(名前がわからん)、
 
その形が半円だと善人役、三角だと悪人役なんだそうです。 
 
(ガイドの解説より)
   

江戸時代ならみんなに通じた符牒も、
 
21世紀の現代では通じないことがたくさんあるので、
 
そういうところも、歌舞伎の敷居が高いイメージなのかな~。 
 
通じゃないと理解できないというか。
 
 
この侍たちが立ち回りを演じている石段が、 
 
90度後ろに倒れて場面転換をするという、
 
「がんどう返し」という面白い仕掛けもありました。
  

石段の底だった部分が、次の場の背景となり富士山が現れるんです。
 
石段が倒れていく間も、ふたりは石段に乗ったままなので、
 
微動だにしないそのお姿に拍手、拍手ですよ~。
  
 
続いて「第二場 大磯曲輪外の場」。
 
ここでは「大薩摩」~「だんまり」という演出がおこなわれます。
 
詳しく解説されている方がいらっしゃったので、
 
こちらをどうぞ。
 
 
大薩摩が終わって、幕が落とされたら、
 
近江小藤太成家の主君である工藤左衛門祐経、曽我兄弟、
 
その恋人たちなど、いきなりたくさんの人物が登場していて、
 
舞台がぱっと明るくなりました。
  

これぞ歌舞伎、THE歌舞伎って感じです。
  
 
なぜ仇討の場面に、着飾った傾城たちがいるのか
 
よくわかりませんが、それは置いておいて(笑)
  

だんまりって、登場人物が何も言わずぐるぐる動く、
 
単なるファンサービスなのかと思っていたら、 

「暗闇」で「宝物や大事なものを奪い合う」という設定なんですね。
 
さっぱりついていけていませんでしたが…。
 

と、こんな感じで1曲目終了。
  
 
20分の短い幕間で、演舞場内をぶらぶらひやかしに。
 
屋台で「めでたいやき」という、
 
紅白のお餅がはいった鯛焼きを買ってしまいました。

美味しかった。
 
 
 
(続きます)
 

About the author

[stage]クラシックの新しい可能性

コメントはまだありません

[stage]精華女子高等学校吹奏楽部 定期演奏会

コメントはまだありません

[stage]西南チャペル メサイア全曲演奏

コメントはまだありません

[stage]はじめてのマタイ受難曲

コメントはまだありません

[music]聖マリア大聖堂のオルガンメディテーション

コメントはまだありません

[music]J:COM福岡×NHK福岡プレゼンツ「クリスマス・クラシックコンサート」

コメントはまだありません