02_MUSIC AND STAGE

[stage]七月大歌舞伎・観劇記(その3)

 
 

 
  
まだまだ続く、歌舞伎観劇記(その3)です。 

その1 

その2  
 
 
 
 
 
なんだかよくわからないまま終わった「吉例寿曽我」の後は、
 
「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」です。 
 
上の写真では、左側。
 
 
獅子がたてがみをぐるぐる振り回す映像を、
 
なんとなく見たことがある方も多いかと。 
 
 
せっかく歌舞伎を観に行くなら、海老様を見たい、
 
と思って来たので、期待しちゃいます!
  
  
舞台は、広いお城のなかのとある広間。 
 
豪華な襖が張りめぐらされています。 
 
 
海老様は、最初は弥生という女小姓役で、 
 
女形姿で新春を祝う舞を踊ります。 
       
 
客席からは、わぁ~、と自然と拍手が。
 
3階席だったので、すぐ近くに大向こうの方がいらっしゃったのですが、
 
「成田屋ァ~っ」「成田屋っ」と声がかかって、 
 
場内の温度がぐっと上がった感じ。
  
 
「後見」の方にサポートされながら、
 
茶布巾を持ったり、扇子を2本使って踊ったり、
 
さまざまなバリエーションの踊りで魅せますが、
 
そのうち、台に飾ってあった小さな獅子頭
 
(獅子の顔だけの部分の人形)を手に持って、舞い始ます。
 
 
ひらひらと蝶が飛んできたら、あらあら不思議。 
 
獅子の頭に命が吹き込まれ、弥生の意図とは反して、
 
勝手に獅子が動き始めるのです。

(これ、本当にそんな感じに見えた)
 
 
獅子の力に引っ張られ、弥生は一度花道へ消えます。
 

御殿の襖がさーっと開くと、雛段になっていて、
 
長唄囃子方の皆さんが座っています。
 
 
全員、裃が柿色で、成田屋の紋(三枡)を付けているのは、
 
この「春興鏡獅子」が市川宗家の「新歌舞伎十八番」だからだそう。
 
(ガイドより)
 
 
舞台には白と赤の牡丹の花が置かれ、一段高い台が中央に。
  
胡蝶の精として、子役さんが二人踊ります。
 
衣装のためか、なんか日本というより、
 
京劇とか、中国っぽい雰囲気だったかな。
  
 
そして、いよいよ獅子の精となった海老様が、
 
花道から再登場。
 
これまた激しくて、
 
日本舞踊からフラメンコ!?と思うくらいの、
 
変貌っぷり。
  

他の演目もあるのに、 
 
1つの演目のなかでも、がらっと変えないといけないなんて、
 
役者さんは本当に大変だ~。  
 
 
と、圧倒されつつ終わった2曲目でした。
 
 
この後は、35分の長い幕間。
 
とはいえ、買ってきていたお弁当をつかい、お手洗いを済ませ、
 
ガイドを聴きながら筋書きを読んでいたら、 

本当にあっという間。
 
 
(続きます)
 
 

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