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[books]関容子『海老蔵そして團十郎』

海老蔵そして團十郎 (文春文庫)

海老蔵そして團十郎 (文春文庫)

  • 作者:関 容子
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2007-01-10

持病をお持ちなのは知っていたけれど、

まさかこんなに早く十一代目と中村勘三郎さんのもとにいってしまわれるなんて。

十二代目市川團十郎さんがお亡くなりになったとのことで、

ひさびさにこの本を手に取ってみました。

歌舞伎への興味は、宮尾登美子の『きのね』がきっかけでした。

(そういう人、結構多いと思います)

この作品に出逢わなかったら、おそらく、

「あ、歌舞伎?なんか台詞が難しくて、男の人が女の人の役をやる、

日本の伝統芸能ね」

くらいの認識しかなかったと思います。

『きのね』に出てくる「坊ちゃま」の、舞台映えのする美貌と、

意外な不器用さ、無骨さに、

多くの女性が「ぽー」となってしまうのではないでしょうか。

(光乃が家を留守にした間にお腹を壊してしまった坊ちゃまが、

家に戻ってきた光乃に対して、滂沱の涙で抱き合うシーンが好き^^)

そんな「坊ちゃま」と似ている、という孫の海老蔵さん目当てで行ったのが、

この2011年の七月大歌舞伎

もちろん團十郎さんとの親子共演というのも、すごーく興味深かった。

歌舞伎素人ながらも、本当に楽しめた舞台でした。

やっぱり成田屋の名前には魔力がある、のでしょうね。

(平成中村座も行きたかったけど、結局行ってない~)

一時は、『きのね』に出てくる演目をすべて制覇しよう!と思っていましたが、

なかなかそれは実現できておりません。

(十一代目さんの当たり役だったという『助六』は一度観てみたいなー)

生舞台を観に行ったあとすぐに、マケプレでこの『海老蔵そして團十郎』を見つけて、

むさぼるように読んだ記憶があります。

写真もふんだんにありますし、『きのね』には触れられていない、

もっと細やかなおうちの事情エピソードとかも丹念に書かれていますよー。

『きのね』の副読本という感じでしょうかね。

亡き人を悼みつつ、ページをめくりたいと思います。

きのね〈上〉 (新潮文庫)

きのね〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者:宮尾 登美子
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 1999-03-30
きのね〈下〉 (新潮文庫)

きのね〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者:宮尾 登美子
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 1999-03-30
悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)

悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)

  • 作者:中川 右介
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2011-04

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