05_BOOKS

[books]「妻のたましい」〜『遠野物語』99番

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先週の「ホンマでっか!?」祭、楽しかったですねー。

コーチのblogからたくさんの方にご訪問いただき、

ありがとうございました。

あらためて「TV出演」の凄さを噛み締めています。

さて・・・、今日はまたまた昔話ネタです。

梅雨に入っているとはいえ、思いの外、

雨の降らない日々が続いていますね。

最近の自転車通勤のお供は、もっぱら「昔話へのご招待」podcast

(マニアすぎ?)

今は昨年の秋〜冬にかけてのバックナンバーを聴いているのですが、

その中で、ハッとするような「語り」に出逢いました。

それは大平悦子さんという方が語られる、

「妻のたましい」というお話です。

津波で妻を亡くし、悲しみのどん底にある福二。

しかし、そこににっこりと笑う妻が現れた・・・。

津波といえば。

東日本大震災での甚大な津波の映像は、

今も鮮明に記憶に残っています。

同じ三陸海岸で、1896年に「明治三陸大津波」というものがあり、

これはこの津波のお話なのでした。

『遠野物語』の99番、『遠野物語拾遺』と合わせて、

400話以上ある物語の中で唯一「津波」にまつわる作品、

とのことです。

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

  • 作者:柳田 国男
  • 出版社:角川学芸出版
  • 発売日: 2004-05-26

小澤先生の解説付きでぜひどうぞ。

2012年11月 9日放送・第171話『土地言葉による語りの会1』

昨年の夏に、昔ばなし大学の20周年を記念して、

「土地言葉による語りの会」がおこなわれたそうなのですが、

これはその時の録音。

最初はちょっと言葉が難しかったのですが、

何度も何度も聴くうちに、心が伝わってきて、

透明な涙がつーっと頬をつたうのがわかりました。

妻の笑顔で、福二が救済されるのがとてもよくわかる。

一篇の詩のように、限りなく美しい一瞬。

亡き人が、実は笑って暮らしているという幻想は、不謹慎かもしれないけれど、

遺された方にとってはなによりの救いになるのではないでしょうか。

今回の津波でも、たくさんの方が亡くなられました。

ひとりでも多くの方に、大平悦子さんのこの語りを、

聴いていただきたいなと思います。

検索していたら、こんなページを発見。

音声も聴けるし、テキストもある!

vol.2 大平悦子 | COLUMN | ecocolo (20130612)
ecocolo「語り部ハンターの昔ばなし研究室」vol.2 大平悦子

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