ゲーム・オブ・スローンズ/氷と炎の歌

[books]『剣嵐の大地 』(中) (氷と炎の歌3)

剣嵐の大地 (中)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1877)

剣嵐の大地 (中)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1877)

  • 作者:ジョージ・R・R・マーティン
  • 出版社:早川書房
  • 発売日: 2012-10-23

# 表紙はティリオン。

読んだのは7月〜8月にかけてなのですが、ようやく第四部を注文したので、

届く前に、気になったことメモ。(第五部も出るしね!)

*ー 以 下 ネ タ バ レ あ り ご 注 意 ー*

・ウェスタロスの貴族の結婚式

この『剣嵐の大地 』では、下巻も含めて、3回結婚式のシーンがあり、

ストーリーの転換点にもなっていますが、

まず最初に結婚式を迎えるのは、ティリオンとサンサ。

まさかこの二人がカップルになるとはねぇ・・・。

ティリオンの侠気や知略に気がつくには、サンサは、ちょっとまだ幼いかな。

ウェスタロスの貴族の結婚式はこんな感じ。

・結婚の誓いは七神のうち、<厳父>と<慈母>にむかってなされる。

・花嫁は、実家の紋章を刺繍した「処女のマント」を身につける。

・「マント交換の儀」にて、花嫁の実父が「処女のマント」を脱がせた後、

 新郎により、婚家の紋章を刺繍した「花嫁のマント」を着せられる。

 #指輪交換みたいなもの?

・披露宴の後に「床入りの儀」がある。

男たちが彼女を婚礼の床まで担いでいき、その途中で衣服を脱がせ、シーツの間で待ち受けている運命について粗野な冗談をいう。一方、女達はティリオンに同じ儀式を行うのだ。両方とも裸で寝床に放りこまれてはじめて、二人だけになる。そして、その時でさえ客達は新婚の部屋の外に立って、扉越しに大声で猥褻な示唆を与えるのである。

これきっついなー。

血統の良い人々ほど、結婚は「(床入りも含めて)パブリックなもの」なのかしら。

日本でも、平安時代の貴族たちやら、江戸時代の大奥では、

「帝(将軍)が今夜誰それのところに通う」というのは、

「プライバシー侵害なので秘密」じゃなくて、

関係者の間ではわりと普通に流通していた情報だったわけですよね。

いろいろ考えちゃいます。

・釁られた婚儀

サンサとティリオンの結婚式は、当人たちが望むものではなかったにせよ、

ま、わりと穏やかに終わったのですが、

このエドミュア・タリーとロズリン・フレイの結婚式は、

本作ワースト1の、残虐極まりないシーンですね。

いやはや、スターク家は完全に弄ばれている。

黒幕はもちろんあのお方。

ティリオンの戦術上手は、親譲りなんでしょうが、それにしても酷い。

ドラマのSeason3で、このシーンが描写されているのそうですが、

スター・チャンネルではどこまで観られるかな・・・。

そう、アリアは、双子城のすぐそばまで来ていたのに、キャトリンに逢えませんでした。

逢えていたら、彼女も殺されてたかもしれないけど。

・ドーンの<赤い毒蛇>

ジョフリーの結婚式に参列するため、はるばるドーンから、

ラニスター家に遺恨ありありのオベリン・マーテルがやって来ました。

# しかも愛人連れ。

マーテル家の遺恨というのは、15年前、ロバートの反乱の時に、

レイガー・ターガリエンの妻だったエリア・マーテル(オベリンの姉)が殺害された事件。

ラニスターの家臣であるグレガー・クレゲインが、彼女を凌辱した挙句に殺し、

二人の幼児も一緒に殺したという、非常に血なまぐさいものなのですが、

ラニスター家は、エリア殺害における、グレガーの関与を公式には認めておらず、

ずっと真相をうやむやにしていたのですね。

オベリンは今回の旅で、その真相を白日の下にさらそうと考えているようです。

一癖も二癖もありそうな、興味深い人物。

全然関係ありませんが、ドーンってインカ帝国のイメージなんですけど、

いかがですか?

マーテル家の旗印なんて、『太陽の子エステバン』(古)に出てきそう。

Martell Coat of Arms
作者:TenTonParasol

・ジョン・スノウの母

ベリック公の一派に捕らえられた時に、意外なところから、

ジョン・スノウの母の名前を知るアリア。

ドラマ版でも、ネッドとロバートとの会話でその人の名前が出ていましたが、

ネット上では根づよく、ジョン・スノウの母=リアナ・スターク、

という説があるようです。

リアナ・スタークが、実はレイガーの子を身ごもっていて、

死ぬ前に兄ネッドにその赤ん坊を託す。

それが後のジョン・スノウである。というような。

これはこれで面白い。

この説でいくと、ジョンがデナ様の従兄弟ということになりますね。

七王国の継承権については、ウェスタロスでは、非嫡出子の権利が非常に弱く、

ほとんど他人扱いなので、微妙ですが。

# 現在も非嫡出子なジョン、本当の両親を知っても非嫡出子って、ちょっと可哀想・・・。

今はさむーいところにいるジョンですが、

もし火の中に飛び込んだら燃えない?

・片思い

実はロバート前王の落とし子で、「王子だったかもしれない」ジェンドリーは、

アリアに気がある素振り満開なのですが、彼女はまったく気がつかず。

彼がドンダリオン公の一派に加わることにしたのは、アリアのつれなさが理由?

と勘ぐってしまいます。

一旦旅路は分かれるけど、また再会しないかな。

・謎のヘラジカに乗る男<冷たい手>

<亡者>に襲われるサムとジリを助けてくれた謎の人物。

木々の下に、黒と灰色の斑の布で頭から踵まで包んだ一人の男が、一頭の箆鹿にまたがっていた。(中略)そいつの手は黒くて、冷たくて、指は石のように硬かった。

誰なんでしょうね? 緑の人々の末裔なんだろうか。

もしかして、ベンジェン・スターク???。でもそうだったらサムが気づくか。

あ〜、全部書ききれませんが、下巻につづく。

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