[books]高良結香『ブロードウェイ夢と戦いの日々』

 

ブロードウェイ 夢と戦いの日々

ブロードウェイ 夢と戦いの日々

  • 作者:高良 結香
  • 出版社:武田ランダムハウスジャパン
  • 発売日: 2008-10-24

 
 
昨年末に参加した、早朝忘年会で気になっていた本。
 

図書館でお借りしました。
 
いつも目黒区の図書館を利用しているのですが、

区に蔵書がないということで、わざわざ世田谷区からお取り寄せいただきました。
 
感謝、感謝・・・。
 
 

 
 
劇団四季が好きで、年間何回かはミュージカルを観に行きます。
 
日本人として初めてブロードウェイで『コーラス・ライン』に出演したという、

著者のストーリーには、
 
とても興味がありました。
 
 
日本のミュージカルって、四季や東宝といった、
 
メジャーなカンパニーが主体になっているイメージ。
 
わたしが知識がないだけだと思いますが、

小さな劇団がつくったインディーズ作品が、
 
大きな舞台にかかるまでの、ちゃんとした仕組みってあるんでしょうか?
 
 
でも、NYだと、ワークショップという作品構築の段階から、
 
「オフオフオフオフブロードウェイ」での上演をおこない、 
 
そこから支持を得て、スポンサーを得て、
 
作品の力でメジャーになっていくシステムがあるんですね。
  
 
著者が初めて濃くかかわった作品、
 
『フラワー・ドラム・ソング』は、まさにそんな感じで成功していったようです。

  
厳しいかも知れないけど、とってもフェアだなーと感じました。
 
 
もちろん、ショウビジネスの世界で働くということは、
 
一見、スポットライトを浴びて華やかなばかりなように見えますが、
 
その裏にはやはり影がある。
 
 
役をつかむまでには、何度もオーディションがあるし、
 
日本人(アジア人)ということで、人種差別的な扱いを受けることも。
  
 
また、舞台に立っているからといっても、 
 
契約によっては、会社員のような生活と同じ、
 
という記述も目からウロコでした。
 
(当時、『マンマ・ミーア』のアンサンブルを5年やって、
 
家を建てた人がいるそうです)
 

 
日本語としてこなれていない文章もたくさんありますが、
 
それだけに、リアルに「夢と戦い」の日々が伝わってきます。
 
 
いまの自分、なにかと熱く向き合っているだろうか?
 
ちょっとユルすぎるんじゃないか? 
 
と、渇を入れたいときに、お勧め(笑)。

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