古楽の楽しみ 合唱

[合唱]グレゴリオ聖歌をネウマ譜で歌う

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1月30日(土)、まきちゃん先生の冷えとりおはなし会、ふたたび!

本番公演を1週間後に控えているにもかかわらず、

アクロスで開催された「新・福岡古楽音楽祭」の、

合唱セミナーに参加してきました。

新・福岡古楽音楽祭
新・福岡古楽音楽祭 (20151025)

今年、「大人の合唱」ワールドにデビューしたわたくし。

そもそも、福岡でこのような音楽祭が、

毎年開催されていることすら知らず。

プロの古楽音楽家のコンサートはもちろん、

日本各地から集まった古楽愛好家によるコンサートもあります。

バロックバイオリンとか、リコーダーとか、

音楽の教科書で見たことがないような楽器が、

ずらっとアクロス(と、あいれふ)に集結。

なかなか盛大なイベントですね。

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合唱セミナーのテーマは、当然古楽で、

「グレゴリオ聖歌をネウマ譜で歌う」というもの。

グレゴリオ聖歌といったら、20年ほど前にブームになったあれ?

という知識しかなく、

ネウマ譜に至っては、見たことも聞いたこともなく。

しかし、

講師がいつも合唱団でお世話になっている安積先生ということと、

ルネサンス時代の人が使っていた楽譜で歌ってみるのは面白そう、という

その2点だけでエントリー(苦笑)。

当日は、福岡県内はもとより、

熊本、山口など、遠方からのご参加者がたくさん。

同じ合唱団からのご参加者も多く、見知った顔にほっとしました。

ご用意いただいたグレゴリオ聖歌の楽譜は、

よくよく見たら五線譜ではなく、四線譜・・・。

各自で移調して音取りをしておいてください、

とのコメント付きでしたが、

移調?( ゚д゚)ポカーン

という状態で、なにもせずに当日を迎えておりました(汗)。

書き込みしちゃいましたが、こんな感じの楽譜です。

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この四線譜もふくめて「ネウマ譜」というのかと思っていましたが、

実はネウマというのは、譜面の上下に書かれている、

「ニョロニョロ」のことだったんです。

その書き方は写本によって多少違うとのこと。

# 上のネウマがフランスの写本、下のネウマがドイツの写本から、
 それぞれ引用されています。

で、四線紙のほうは、後から付け足されたさらに新しい時代のものだそうです。

ということは、もともとは歌詞(テキスト)とネウマ(ニョロニョロ)しか、

書いてなかったってことですね。

# 写本の画像がこことかここで見れます。

ネウマが書かれるようになったのは、西暦900年ごろからだそうで、

それ以前は、聖歌の歌い方については完全に口承のみで、

修道院の中で伝承されていたそうです。

# 聖書まるまる暗記とか普通にやってた修道士さんたちですもんねぇ・・・。

実際に歌ってみると、歌詞さえ覚えていれば、

ネウマだけ見て歌うほうがはるかにわかりやすく、

歌いやすかったのも驚きでした。

はるか昔の人々の叡智に触れた感じです。

また、先生から簡単にレクチャーいただいた、

グレゴリオ聖歌のたどった歴史も大変興味深く、

ホント、気になることを調べ始めたら身体が1つでは足らないな〜

グレゴリオ聖歌のアヴェ・マリアの他に、

アヴェ・マリアを2曲歌いました。

これもそれぞれ課題があり、難しかったけど楽しかった。

“Ave Maria” by William Byrd

“Ave Maria” by Grzegorz Gerwazy Gorczycki

最後にステージで練習の成果を披露する機会もあり、

とっても充実したセミナーでした。

安積先生、ご参加者の皆さま、ありがとうございました。

# いつもやっている発声練習の意図がわかったのも良かった〜

来年もあったらぜひ参加したいと思います。

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