05_BOOKS

[books]内向型人間のすごい力 〜静かな人が世界を変える

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白い惑星の魔法使いの年 銀河の月 10日
KIN59 青い共振の嵐

FBで、別々の三人の方がオススメされていたので、

読んでみました。

帯にも写真が掲載されている著者は、

金融街で弁護士をしていたにもかかわらず、

文筆業に転向。

内向型であるため、今のほうが自分らしいキャリアだと感じているとか。

7年もかけて書かれた力作だけに、内容は本当に盛りだくさんです。

数々の名言を残したスティーブ・ジョブズのようなカリスマ、

TEDみたいなイベントが象徴しているように、

現代社会、とりわけアメリカでは「外向型であれ」、

という社会的要請が非常に強い、と語っています。

どの研究を見ても、アメリカ人の三分の一から二分の一は内向型である。

(中略)

(その)統計に驚きを感じるのなら、それはたくさんの人が外向型のふりをしているからだ。

みんながそんなふりをしているのはなぜでしょうか?

それは、

社交的でつねに先頭に立ちスポットライトを浴びてこそ快適でいられる、

そんな自己を持つことが理想だと、多くの人が信じているのだ、

(中略)

内向性は、その同類である感受性の鋭さや、生真面目さ、内気といった性格とともに、

現在では二流の性格特性とみなされ、

残念な性格と病的な性格の中間にあると思われている。

一方で、

もともとアジア圏は内向型を尊重する風土があるとのこと。

# アジア系移民の子どもたちにもインタビューしています。

ただし、政治的、文化的に、

アメリカの影響を大きく受けているいまの日本は、

学校の授業内容や入試内容の変遷において、

やはり外向型を推奨するような流れになっている気がします。

赤ちゃんの時、人見知りせずに遊べば褒められ、

小学校に入ったらハイと手を上げて発言するのが良しとされ、

なんでもかんでもアウトプットすれば上出来、

とされている風潮はありますよね。

また、インターネット、とりわけSNSの発達によって、

「自分プロモーション」のテクニックが流布しています。

FBの友達1000人、毎朝定期post、毎日自撮り写真アップ、

いいね!してくれた人にお礼メッセージ・・・。

正直うんざりなんですが(笑)、

これってまさに外向型的コミュニケーションかなと。

筆者いわく、

卓抜なアイデアは、グループ討議からではなく、

孤独な思索の旅から産まれることが多いそうですよ。

学術的な研究や調査のレポートも多く含まれるため、

少々読みづらいと思われる場合は、

パートⅢ「すべての文化が外向型を理想としているのか?」、

もしくは、

パートⅣ「愛すること、働くこと」、

から読み始められるといいと思います。

さて、ここまで書いてきて、あらためて、

外向型の人、内向型の人ってどんな人でしょうね。

だいたいのイメージはあると思いますが、

この本の巻末にまとめてありますのですこし引用。

外向型の人とは「行動の人」。

意気軒昂、明るい、愛想が良い、社交的、興奮しやすい、支配的、積極的、活動的、リスクをとる、

鈍感、外部志向、陽気、だいたいん、スポットライトを浴びるのが好き

内向型の人とは「熟考の人」。

思慮深い、理性的、学問好き、控えめ、繊細、思いやりがある、まじめ、瞑想的、神秘的、

内省的、内部志向、丁重な、穏やか、謙虚、孤独を求める、内気、リスク回避的、神経過敏

完璧にどちらかの特性のみ、という方はほとんどおらず、

多くの場合、この「外向型」から「内向型」のグラデーションの、

どこかに存在しているということです。

# まれに「両向型」もいらっしゃるとのこと。

自分自身をふりかえって考えると、8割外向型、2割内向型かな?

と思うのですが、いかがでしょうか?>私をご存知の皆さま

ご自身とは逆のタイプであるパートナー、上司、部下、

お子様をお持ちの方にもおすすめです。

著者スーザンの「危険なスピーチ」、TEDもぜひ。

https---www.ted.com-talks-susan_cain_the_power_of_introverts?language=ja (20160216)

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

  • 作者:スーザン・ケイン
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2015-12-18

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