[stage]クラシックの新しい可能性

青いスペクトルの嵐の年 銀河の月 22日
KIN176 黄色い共振の戦士

バリトンの竹内将人さん、能楽の久田勘吉郎さん、

ともに東京芸大ご卒業を記念しての、コラボ演奏会へ行ってきました。

タイトルは「東京藝術大学卒業記念興行」。

なんと、声楽×能楽という異色の組み合わせです。

一部は久田さん、竹内さんそれぞれのソロステージ。

まず久田さん一座のお能から。

能楽は武家のたしなみとして始まった音楽で、

700年の歴史があるそうです。

お能なんてほとんど観たことがなくて、ついていけるかな?と

心配だったのですが、

初心者向けにわかりやすい演目を選んでいただいたのと、

かつ、地謡の方、お囃子の方、皆さん、

気合の入った良いお声、深い響きですごく引き込まれました。

# じつは地謡にもお囃子にも芸大生が参加!

竹内さんは福岡ご出身。

子どもの頃、劇団四季のライオンキングで、

ヤングシンバを演じられたそうで、

山本耕史と岡田准一をたして二で割ったようなイケメンです。

歌曲、オペラアリア、ミュージカルナンバーと、

いろいろ歌われました。

出色なのは二部。

お二人と同じく芸大4年の藤川大晃さんが構成・作曲された、

『あま 能楽とバリトン、ピアノのために』。

能「羽衣」と「竹取物語」から着想を得て、

和歌のモチーフから成っています。

竹内さんの歌、久田さんの能、作曲者藤川さんご本人のピアノで

演奏されました。

これは実際に観て、聴いていただきたい!

# 説明できないのでw

以前、アクロスフロアコンサートの能楽の回にお邪魔した時に、

能楽師の方が、お能につかう笛は音程がないので、

尺八とかと違って西洋音楽と合わせられない、と仰っておられましたが、

やり方によっては同じ作品として成立するんだな、と感じました。

また、若い才能が集まって、それを大人たちがサポートして、

新しい世界を切り開いていくさまに感動しました。

ご出演者の皆さま。

3/1(水)にも名古屋公演があるそうなので、

近隣でお時間のある方はぜひ。

日本のクラシックとヨーロッパのクラシックの新しい可能性に

びっくりしますよ〜。

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